初めての引っ越し

私は大学1年の時、生まれて初めて引っ越しを経験した。 正確には私が幼い頃に引っ越しをしているらしいが、私にはその記憶はない。 引っ越しをした理由は大学が実家から少し離れた場所にあったため。

少し、というのは実家から電車で2時間という距離。通えなくもなく、実際私は半年は通っていた。しかし、1日の6分の1を移動時間に使うことに辟易して引っ越しをすることを決めた。というわけで、引っ越しとはいえ自分のものしか荷物がないので荷物はかなり少量だった。

それでも初めての引っ越しはなかなか大変なものだった。まずは当然のことながら住む家をきめなければならない。どこの業者に頼むのがよいのか全く分からなかったので、とりあえず手軽な大学生協に頼んだ。しかし今思えば複数の業者に頼んで決めたほうがよりいい家が見つかっただろう。

住む家が決まれば契約。初めて家の契約書を読んだため分からないところもたくさん。とにかくお金のことだけしっかりしていればいいだろう、と敷金・礼金・更新料・家賃・共益費に関してだけはしっかりと読んだように記憶している。そして引っ越しの日時を決め、当日を迎える。

私の場合親が自分の荷物を車に載せてくるだけのかなりコンパクトな引っ越しだった。これで引っ越し業者を頼んだりしていたら、もっと面倒だったに違いない。いらない物は実家に置いていけるし、家具も現地で買えばよかったので相当少量の荷物で済んだ。荷物を持ってくるだけなら意外とあっさりと終わったように感じた。

しかしその後家具を揃えるのがかなり面倒だった。 何が必要なのかなんて住んでみないと分からないし、 どこに買いに行くにしてもかなりの重労働で何日も家具を揃えることだけで費やした気がする。 いくら実家から1人暮らしを始めるくらいの引っ越しでも大変なものは大変だ。